2015年8月25日火曜日

ウミガメの赤ちゃんを太平洋に放流

ウミガメの赤ちゃんを太平洋に放流

 8月23日(日),孵化したウミガメの赤ちゃんをJAXA竹崎展望所附近の海から放流しました。実家に帰ったり,旅行に行ったりしている児童以外は保護者も含めて全員集合しました。
 放流に際して,ウミガメの卵を見守ってきた子どもたちにとっては,特別な思いがあったことと思います。この経験を機に,ウミガメの住む海の環境を守ることや大海原で生きていく小さな命の尊さとたくましさを考えてほしいと思いました。
校長先生から1匹ずつカメをもらいます。

子どもたちに行き渡ったら,大人ももらいました。

保護者の方は,珍しいウミガメの赤ちゃんとの2ショットを撮影。

1人ずつ手に持ったウミガメを海に向けて放します。

みんなでウミガメの旅立ちを見送りました。

「さようなら,ウミガメ。まっすぐ海に向かって歩いてね。」

全てのウミガメが波に乗って海の中へ入っていきました。

大人たちがその場を去っても,子どもたちは長いこと,ウミガメが旅立った海を見つめていました。

PTA奉仕作業

 学校がきれいになりました。

8月23日(日),PTA奉仕作業を実施しました。当日は,南種子中学校の奉仕作業とも重なり,例年より少ない人数での作業となりましたが,参加してくださった皆さんのおかげで,学校はきれいになりました。ご協力ありがとうございました。

芝刈り機で広い校庭を刈りました。

公民館長さんにブルドーザーでゴミ捨て場の大量の葉や枝をトラックに積んでいただきました。

遊具の周りもきれいになりました。

あっという間にトラックの荷台いっぱいになりました。

校庭の雑草を手作業で抜いてもらいました。

体育館前の雑草もどんどん刈られていきました。

プールの回りも刈ってもらいました。

学校の裏の丘に続く道は竹が多くて大変です。

約2時間で終了。お母さん方が準備してくださった甘いスイカや冷たいジュースのお心遣いで疲れも取れました。




ウミガメが産まれました!

ウミガメの赤ちゃん産まれる!こんなにかわいいいものだったのか・・・

8月22日(土),校庭に設置されたウミガメの孵化場でかわいいウミガメが17匹産まれていました。5月22日に卵を埋めてから,93日目の誕生でした。翌23日には8匹誕生。産まれたてのウミガメの体長は平均6cm弱。体長1mのウミガメになるとは想像もできない小ささでした。そのギャップもあってか,実に愛らしくかわいらしく見えました。
孵化場の網越しにうごめいている子亀を発見!

網戸を開けると,かわいいウミガメの赤ちゃんたちが砂の上を這い回っていました。この砂場の表面から1mくらい下に埋められた卵から這い出してきたのですが,砂場の表面は平らなままで,いったいどこから出てきたのか全く分かりませんでした。不思議。(5月22日のブログ参照。)砂場の表面には,這い回った足跡が無数に残っていました。

ウミガメの赤ちゃんのアップ写真。まだ目は開いていませんでした。

とりあえずバケツに入れて,海水を入れたタライに移します。

全部で25匹。泳いでいる姿が実にかわいい。

タライの縁に向かって泳ぐ習性があり,金属製のタライに鼻頭の当たる小さな音が,カンカンと響いていました。

小さな脚をバタバタ動かして泳ぐ姿をアップで撮影。ウミガメの赤ちゃんの泳ぐ姿はいつまでも見ていたいくらいかわいく,実際30分くらい見とれていました。